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評価:
中村 明日美子,阿仁谷 ユイジ,樹要,えすとえむ,松本 ミーコハウス,ヨネダ コウ,夏水 りつ,藤本 ハルキ,まんだ 林檎,南国 ばなな
ブックマン社
¥ 1,260
(2009-10-28)
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主にBL系で活躍しているマンガ家が、自分の萌えをイラストと共に語り尽くすというコンセプト本。
高いですが、直球なタイトルの割にはスッキリとしたデザインの表紙に惹かれて購入。
表紙に中村明日美子の絵を使うのは反則…いや良い販促ですよね。
もちろん、多彩な作家の中から「…新規開拓出来たらイイナ」という目論みもアリ。
『他人の萌えは自分の萎え』とは上手いこと言ったものですが、
よっぽどニッチでコアじゃない限り、他人が自分の萌えを語っているのは結構好き。
基本的に”萌え”というのは”幸せ”から派生しているものなので、読んでいるだけで楽しくなります。
ウンウンと同意してみたり、そんな所に萌えるのか!と驚いてみたり。
少し恥ずかしそうにスイーツを食べる男子!たまに掛けるメガネ!アリだよね!みたいな。
そんな感じで、人それぞれの萌えを垣間見ることが出来たのは面白かったけど、
イラストからは新規開拓出来なくて残念。BL系のトレンドはあまり好みじゃないらしい。
中村明日美子や松本ミーコハウスは好きなんだけど…好みって難しいなあ。
…これだけではツマらないので、真似して萌えがたりしてみたいと思います(イラストは割愛で。)
>>>私的・萌え男子がたり(おまけ)「楽器男子」というのはどうでしょう?萌えませんか?萌えて燃えて一石二鳥ですよ。
男女問わず、制服を着ると3割増で魅力的に見えるのは周知の事実ですが、
”楽器”との組み合わせがもたらす効果についても、注目しようじゃありませんか。
もちろん、楽器を所持しているだけでは普通の人と変わりはありません。楽器は楽器。人は人。
しかしその両者が結びついて、尚且つステキなメロディを奏でようものなら…世界が裏返ります。
普段は冴えない人が”楽器”を手にした途端に豹変するとか…あわわ、何というギャップ萌え!
(カッコいい人の超絶演奏を見るのも良いけど、萌える前に顎が外れると思う。)
これはクラシックでもロックでも同様です。もし演奏が下手でも、それはそれで愛嬌があってマル。
個人的には、若者よりもオジサマがピアノとかヴァイオリンをサラッと弾いてくれたら最高。
たとえば「耳をすませば」は、聖司君よりも周りのおじいちゃん達の方が何倍も可愛いですよね。
ロックだったら、還暦を過ぎても年に迎合しない格好をして、楽器をかき鳴らして欲しい。
…あれ、おかしいなあ。”オジサマ萌え”じゃなくて”楽器男子萌えがたり”だったはずなのに。
でも、若者には若者の良さがちゃんとあると思います。
古今東西ロッカーというのは、たいてい不健康そうな体型の人が多いのですが、
そういう人がギターを弾くと、余計に薄い体が強調されて…何かこうゾクゾクして来ません?
肩に食い込むストラップ、飛び散る汗、リズムに合わせて乱れる前髪…やだ!何この変態(笑)。
ちなみに楽器が使い込んであればあるほど萌えます。ああ、大事にしてるんだなあと思って。
また、音楽が絡むと性格が変わる…という音楽バカな楽器男子もいいですよね。ふふふ。
ぷち感想にしようと思っていたのに…気が付けば長文になっていたので1つのエントリにしました。
>>>本日の査収物
【漫画】町でうわさの天狗の子5巻、ニューパラダイス2巻
天狗の子は色々な所で取り上げられているのに、入荷数が少なすぎると思います。
毎回ハシゴしないと買えないという状況を何とかして欲しいんだぜ。