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スクウェア・エニックス
¥ 500
(2009-11-12)
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月刊少年ガンガン12月号>>>表紙 TVアニメ放送中「鋼の錬金術師」 |∀・).。oO(付録は鋼のカードケースセット。表紙はイベントの4コマと同時期に描いたのかな?)
■鋼の錬金術師
巻頭カラー。傷付き倒れた中尉を前に、研究者から人体錬成を迫られるロイ。突然乱入して来たメイの助けにより、何とか事なきを得たかに思えたが…?今回の見どころは、動けないように大総統に磔にされた大佐ですね…じゃなくて、最悪の事態が避けられてホッとした。でも、人柱は5人とも取り込まれてしまったか…力を合わせて対抗するのか、それとも魂しかないアルがキーになるのか。扉絵を見ると後者かなと思いますが。
■とある魔術の禁書目録
引き続き一方通行と打ち止めのエピソード。ファミレスでの食事中に熱を出して倒れた打ち止めを助けるために一方通行は研究所に足を運ぶが…?一通さんのツンデレ(?)っぷりが加速中。アニメではここまで萌えキャラじゃなかったような気がするんだけど。バカだと思っていたら、実は優しいところもあるというギャップが良いなあ。
■絶園のテンペスト
葉風が信頼をおく潤一郎から「彼女はすでに死んでいる」と告げられた2人は、そこから導かれる可能性に考えを巡らせるが…?死人を頭蓋骨で判別…あまりにも城平センスが溢れすぎていて倒れそうです(嬉しい)。ああ、楽しいなあ。やっぱり城平は魔法バトルをするよりも、どんでん返しの会話劇ですよ。潤一郎が何を知っているのか気になる。
■紅心王子
熱を出して倒れた花。昔の夢にうなされて目を覚ますと、隣で紅次郎が看病をしてくれていて…?熱に浮かされて真っ赤になっている花が可愛かった。久しぶりに花視点で描かれているせいか、いつも以上に紅次郎が頼もしく見える。天使達の前だと可愛い王子という感じだったんだけど。実に少女マンガだよなあ。甘酸っぱくてゴロゴロしてしまうんだぜ。
■RUN day BURST「山の頂上を見たら死ぬ」というローダーは、最期にシリンダに懺悔を始める。病弱だったローダーと大好きだったシスターのお祖母ちゃん。彼女が世界中を旅をしていた理由とは…?うあああ、ダメだってば!老人と子供なんて反則すぎるから!王道だけど、見せ方がストレートだからガツンと来ますね。泣いた顔と笑顔がまた良いんだ。
ヒーローマンの場面カットが載っていたけど…ボンズが好きでもこれはチェックしないだろうなあ。
>>>鋼の錬金術師FA 第32話「大総統の息子」
ヒューズの墓参りをするロイの前に現れた謎の老婦人。
それは巧妙に変装した東方司令部時代の上司、グラマン将軍だった。
一方、アームストロング少佐からメイが北へ向かった事を知らされたエドは、
アルと共に大総統の息子セリムにお茶会へと招かれ、大総統の意外な姿を知るのだった…。
グラマン将軍は、女装とギラギラしたタヌキ親父っぷりのギャップが凄かった。
いまだに青さと甘さが残っている大佐では、太刀打ち出来ないんじゃないかと思わせる迫力がある。
実際、腐りきっているとはいえ、将軍の地位にいる人は一筋縄では行かない人ばかり。
大佐はこんなんで、果たして軍のトップまでたどり着けるのか…無理っぽいな。
そして、セリムですよ。ネタバレになるので詳しい事は書けませんが、あの子も凄いですよね。
家族という存在に弱いエド達が、このタイミングで引き合わされて動揺しないはずがない。
エンヴィーの時だって、頭では分かっていても体が動かなかったくらいだし。
人間とホムンクルス=善と悪ではない。この事が、最後までエド達を苦しめるんだろうなあ。エグい。