ゴスペラーズ坂ツアー2009“15周年漂流記 秋冬”@国立代々木第一体育館(2日目)→
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春夏ツアーの感想(武道館)

秋冬のツアートラック(写ってないけど、もう1台止まってた)
12月20日は、ゴスがデビューした日のイブにあたるスペシャルな日。
という事で…ゴスペラーズ15周年記念ツアー後半戦、秋冬ファイナルに行って来ました!
この日は開演が16時という事をすっかり忘れていて、原宿に着いたのは結構…ギリギリな時間。
ゴスマニア(FC会員)の端くれにも置けない大ボケっぷりに、自分でも苦笑い。
それにしても代々木ですよ!ゴス単独公演としては、過去最大のキャパシティだもんなあ。
正直、今のゴスで1万人も埋まるのかしら?と思っていたのですが、両日とも満員御礼で良かった。
そうですよね。飽きっぽい私が10年以上もファンを続けているんですからね。
今だに新規ファンも獲得しているみたいだし、新旧ファンが一同に集まれば1万人なんか余裕か。
ライブバンド…って別にバンドじゃありませんが、やはりゴスは生で聴くに限ると思います。
特に広い場所で聴くアカペラは格別。仕事でささくれた心にスッと染み渡る。
あいにく1Fスタンドの端っこの席だったので、メンバーを近くで見る事は出来ませんでしたが、
会場全体がすごい盛り上がりだったし、最後まで趣向を凝らした内容でとても楽しいライブでした。
小芝居や中央の花道を使った演出がクサくて良かったし、ライティングもすごく綺麗だったなあ。
まあ、一番盛り上がったのは5年ぶりに帰って来た”Mr.ラブマシーン”でしたけどね!
今回のファイナルはWOWOWで放送された後に、DVDでの発売も決定しているそうですが、
きっとその映像を見るたびに、感動がよみがえってくるんだろうな。早く見たいものです。
↓以下セットリストと簡単…じゃない感想

ツアートラックの全体像はこんな感じ
00.Gospellers' Theme(イントロ)
01.FIVE KEYS
02.The Ruler
03.Slow Luv
04.Sweet
05.告白
06.Body Calling
07.ラヴ・ノーツ
お馴染みのテーマと共に真っ赤ジャケットで颯爽と登場した5人。
のっけからハイテンションなナンバー「FIVE KEYS」と「The Ruler」で会場中を熱狂の渦に。
かと思えば、腰が砕けそうなセクシーなラブソングでアダルティな空気に変えてみせる。
MCで安岡さんが「4時ですよ!?セクシーというか…エッチだよね!」と言ってたけど確かに(笑)。
でも、「Sweet」から「Body Calling」までのエロい流れこそがゴスの本領ですよね。
最近はずっと爽やかで甘いラブソングを歌ってるけど、ねっとり系の方がやっぱり好きだなー。
MCで本人たちが出演している
ウィスキー角瓶のCMに触れて、そのまま「ウィスキーが〜」に。
TVを付けていきなり流れるとびっくりするとか、どうせなら偶然見たいじゃん?だそうで。
この曲はカヴァーだけど、黒ぽんの声質に合っていてグッと来る。今度ハイボール飲んでみるか。

たくさんの花の隣に置いてあった変な看板(リーダーの絵?)
08.新大阪
09.ふたつの祈り〜X'mas Love to you〜
10.残照
11.約束の季節
「新大阪」と「約束の季節」では、サイドとバックに設置されたヴィジョンにPVを流しながら熱唱。
「約束の季節」は好きな曲ベスト10に入るくらい好きなので、久しぶりに聴けて嬉しかった。
彼らはそこまで変化してないと思ってたけど、昔の黒ぽんのあまりのカッコ良さに驚いた。
そういえば、転換タイムに黒ぽんが一人でツアーグッズを紹介するコーナーがあったんだけど、
女優ミラーを使うと若返るよ!と自分の顔を見ながら自虐的に紹介するのはどうかと(笑)。
そんな黒ぽんは可愛かったですが、グッズを紹介した時点で売り切れてるとかね…ひどすぎる。
〜冬のユタカ〜(小芝居+アカペラ)
12.Moon glows(on you)
13.讃歌
14.星屑の街
15.宇宙へ〜Reach for the sky〜
ステージ中央に設置された望遠鏡にいったい何が始まるのかと思ったら…
下心ありで女友達を別荘に連れてきたユタカと、月に行くことを夢見る従兄弟の陽ちゃん。
そういう設定で曲間に小芝居を入れながら、宇宙(夢)繋がりで続けてアカペラを3曲。
かつて劇場でやっていたアカペラライブの再現のようで、相変わらずクサい演技だけど楽しかった。
先生は、ああいうキャラが本当にハマるなあ。あと…ユタという呼び方にちょっと萌えた。
そうそう白いジャケットに着替えたのは、確かこの辺だったと思う。
↑大熱狂のカヴァー「LOVE MACHINE」を収録
16.1, 2, 3 for 5
17.Sayonara
18.愛の歌(なりきりゴスペラーズ)
19.LOVE MACHINE
20.一筋の軌跡
21.永遠に
22.ひとり
23.誓い
「侍ゴスペラーズ」に代わるライブ定番曲となった感のある「1, 2, 3 for 5」で再びスタンディング。
スタンドマイクを前に踊る5人の姿には、笑いがこみ上げながらもカッコいいと思ってしまう。
久しぶりの「愛の歌」では、会場を3つに分けてこれまた定番の”なりきりゴスペラーズ”で合唱。
どんなパートにも付いて行くのがゴスファン。さすがに代々木レベルでハモるとすごい迫力ですわ。
そして、そして…代々木にアイツが帰って来た!
途中から姿を消していた酒井さんと入れ替わるように、天井から”Mr.ラブマシーン”が登場!
聖○士星矢のような全身金色の衣装でマントをはためかせ、武器を手にアリーナの上を飛ぶアイツ。
まさかゴスで宙吊り演出が見られるとは…明らかに5年前よりもパワーアップしていて凄かった。
今回のライブで一番盛り上がったのは、間違いなくここでしたね(笑)。ああ、楽しかった。
ラストはヒットナンバーで締め…だけど「永遠に」の黒ぽんの声が苦しそうで聴いてられなかった。
いつも以上にてっちゃんの声が良く出ていただけに、ちょっと気になってしまった。むむむ。
En1.セプテノーヴァ
En2.Promise
すぐに登場してのアンコールは、軽快なテンポの「セプテノーヴァ」。
そして、バンドメンバーと会場に向かって挨拶をした後、静かに花道の中央に歩いていく5人。
もちろん最後に歌うのは、デビュー曲である「Promise」のアカペラバージョン。
途中の不安定さが嘘のように、会場に響き渡る黒ぽんのハイトーンボイスに思わず涙腺がじわり。
確か10周年の時も最後に歌ったと思うのですが、シンプルながら良い曲だよなあ。
結局、「LOVE NOTEII」を中心にアンコールまで約3時間半くらいあったのかな。
ゴスのライブは、お色直しやMCを含めて3時間コースが基本だから、初めての人は驚くと思う。
でも、実際に会場に行けば分かるけど、ゴスの3時間って本当にあっという間なんだよね。
お笑い芸人顔負けのMCに、小芝居を交えて緩急を付けたステージング。
学生のノリが抜けない5人が極上のエンターテイナーに変わる瞬間には、いつも鳥肌が立ちます。
…この分だと、しばらくゴスマニアは止められそうにない。一生付いて行く事になりそう。

ポスター、ストラップ、カレー(ビーフ、キーマ)を購入
15時半過ぎの時点で、すでにパンフレットも女優ミラーも売り切れだったので、上記だけ購入。
…正直、自分はゴスの人気を過小評価していたようです。FCに10年も入ってるのにね。
まさか開演前に、グッズが軒並み売り切れてるとは!そうだよなあ、千秋楽だもんな…とほほ。