COUNTDOWN JAPAN 09/10@幕張メッセ(3日目)

今年のデザインカッコいい。スケジュールとリストバンド(紫)とパスポート。
自分でも信じられないくらい、25日からずっと気の抜けた日々を送っていたのですが、
2009年の総決算をする為に幕張まで行って来ました。

お祈りはしなかったけどカウントダウン神社。アースステージ前の地球。
他のアーティストのライブを見ている間も、ずっと色々な想いが去来してたけど、
やはり行って良かったと思います。みんなと音と想いを共有出来て、少しだけ落ち着いたので。
以下30日に見たアーティストの感想(長いです)↓
■フジファブリック(EARTH)→
公式QR定刻通り、ロッキンの渋谷陽一の前説で幕を開けたフジファブリックのステージ。少し悩んでフジのTシャツを着て行ったのですが、やはり同じ考えの人が多かったみたいで、30日はフジグッズを身に付けた人を会場中で見かけて嬉しかった。そういえば、開演前に何故かずっとバンプが流れていて、もうそれだけで泣きそうになっていたのですが、全員で1分間の黙祷をしている時に周りからすすり泣きが聞こえてきて、25日から堪えてきて来たものが溢れ出した。悔しさと感謝と…でも、別れの言葉はあえて言わなかった言いたくなかった。今回のライブは、メンバーの意向でステージ上にはいつも通りのセッティング。そして、ライティングの演出やセットリストもそのままにライブ映像を流すという構成。録画した映像だと分かっていても、そこで志村がニヤニヤしながら歌っているような気がして、何回も横目でステージを確認してしまった。いや、本当に歌っていたんじゃないかと思う。そうじゃなきゃあんなに盛り上がらないと思うんだ。ライブ定番曲ばかりのハイテンションなセトリに、全力で応えてジャンプしてクラップして。今まで体験したことのないような一体感に「志村って、こんなにも皆から愛されていたんだな…」と手を突き上げながらジーンとした。最後は、ちょっとふざけたポーズをとった志村の写真と共に「Masahiko Shimura 1980-2009」の文字が。最後までカッコ付けやがって…ステージの転換が始まっても鳴り止まなかった拍手をどこかで聞いてくれていただろうか?ありがとう志村、ありがとうフジファブリック。貴方の作った音楽は永遠です。
01.銀河 02.Merry-Go-Round 03.Surfer King 04.ダンス2000 05.地平線を越えて
06.TEENAGER 07.星降る夜になったら 08.Sugar!!
フジは歌が下手なのがもったいない…と冗談のように妹と笑い合っていましたが、こんなにもグッと来る演奏をするのにどこか変態っぽくて、それでいて心に届く歌を歌える人は希少だったという事を、ライブ映像を見て今さらのように思った。もう少し早くその魅力に気が付いてライブに足を運んでいれば…悔やんでも悔みきれません。
■UNISON SQUARE GARDEN(COSMO)→
公式QRゴーイングと迷ったけど…どうにもアースの余韻を引きずっていたので、すぐ近くのコスモステージに飛び込んで初ユニゾン。最初の3曲だけ聴いて外に出てしまいましたが、Voの声がすごく個性的で面白かった。ちょっとSISTER JETに似てるかも。爽やか、なんだけどロックな部分もきちんと両立していて聴きやすい。もう少し心に余裕がある時に見たかった。
■GRAPEVINE(GALAXY)→
公式QR今回の一番の収穫だったと思う。バインをライブで見るのは初めて…実は2ndアルバムまでは結構聴いていたんですけどね。そんな感じで最近の音を全く知らなかったのですが、1曲目から彼らの重厚な世界に惹き込まれた。ただひたすらに格好良い。手を上げたり飛んだりして楽しむのではなく、純粋に音を楽しむという雰囲気も良い。「懐かしい曲をやります」と言って演奏を始めたのはあの名曲…「光について」じゃないですか。これにはちょっと涙が出そうになった。最高でした。
■OGRE YOU ASSHOLE(MOON)→
公式QRバインが終わって30分ほどあったので、少し休憩してEARTHのアーティストスタンプを押しに行ったら凄い行列。けど、どうしてもフジのスタンプを押したかったのでギリギリまで粘ってMOONまでダッシュ…これが完全に計算ミス。まさかオウガで入場規制が掛かるとは…前回はそんな事なかったのになあ。最近のオウガ人気を過小評価し過ぎたのが敗因か。まあ、この前ワンマンに行ったばかりだけど…やっぱり中で聴きたかった。なんとかPAの後ろにもぐり込んで、ラストの「アドバンテージ」だけ聴いたんですけどね。声がワンマンの時よりも出ていて良かった。やっぱりオウガの音好きだ。
01.ステージ 02.ヘッドライト 03.ピンホール 04.コインランドリー 05.フラッグ 06.しらない合図しらせる子 07.アドバンテージ
■THE NOVEMBERS(MOON)→
公式QRオウガをきちんと見れなかった自分に腹を立てながら黒豚丼をやけ食いするも、MOONから流れてきた音が気になって(妹のリクエストもあり)再びMOONに突入。うーん、やっぱり普通はこれくらいの人口密度だよな。ほとんど前知識無しで入ったのですが、ハードロックからバラードまで幅が広くて良かった。しかも演奏がピリっとしていて格好良い。特にピリカ?という静かな曲がグッと来た。
■ZAZEN BOYS(GALAXY)→
公式QR今年もMatsuri Studioから幕張Cityにやって来たZAZEN BOYS。最初のフジで身も心も完全燃焼してしまったので、どのアーティストもどこか上の空で聴いていたのですが、ZAZENのステージのおかげで少し復活した。一歩間違えればただの変態になりかねないパフォーマンスを、ギリギリの線でクールにまとめているのが相変わらず格好良い。でも、一番盛り上がったのはチャルメラセッションだったかもしれない。
■東京事変(EARTH)→
公式QR事変とフジは関係が深いし、林檎嬢も見たかったのでEARTHに移動。まるでそこにブラックホールが発生したかのように、次々とEARTHステージに人が吸い込まれて行く様子は圧巻だった。そういえば早々に物販も売り切れていたし…改めて事変の人気っぷりに驚いた。というか、EARTHであんなにギュウギュウに人が入ってるのなんて初めて見たかも。新曲まで聴いて退場したのですが、ボーダーのベアトップワンピを着て、拡声器で伸びやかに歌う林檎嬢の美しさには惚れ惚れした。立ち姿だけでも絵になるのに、歌っても格好良いなんて反則だ。
■Qomolangma Tomato(MOON)→
公式QRアジカンが対バンに呼んでから気になっていたので、MOONのチョモに途中から移動。以前にアルバム「camouflage」を聴いた時はそこまでピンと来なかったんだけど、ライブのパフォーマンスが情熱的ですぐに釘付けになった。すごい勢いで煽ったりアンプによじ登ったり側転をしてみたりと、みんな動きが面白い。メロディに乗せずに言葉を紡いで行くスタイルは、ちょっとZAZENっぽい感じ?
■サカナクション(GALAXY)→
公式QR今年のライブ納めはサカナクションでした。会場のアルクアラウンダーから待ち受けを無事にゲットしてから、サカナは2年連続で入場規制が掛かっていた事を念頭に置いて、少し早めにGALAXYに移動。実はサカナをCDJで見るのは初めてですが、予想通り開演前からすごい熱気でクラクラした。NEXTのコールの時点から歓声が弾け、Ame(B)の時点でモッシュに揉まれて死ぬかと思ったくらい。まあ、一郎くんが煽っているせいもあるけど、人気の上昇と共にだんだん激しくなってないか?サカナのライブ。でも、何とか見やすい位置をキープしながら踊りまくって来ました。足を踏まれて痛かったけど、新曲も聴けてすごく楽しかった。アンコールの一郎君の「悲しいこともあって〜」という言葉には志村の事も含まれているような気がして、「ナイトフィッシングイズグッド」のサビ部分でまた涙腺が緩んでしまった。本当にこの曲だけは何度聴いても鳥肌が立ってしまう。あと、久しぶりに白波が聴けたのも嬉しかったな。来年のワンマン行けますように!
01.Ame(B) 02.ライトダンス 03.minnanouta 04.三日月サンセット 05.アルクアラウンド(新曲) 06.白波トップウォーター 07.ネイティブダンサー 08.セントレイ 09.アドベンチャー En.ナイトフィッシングイズグッド
>>>スタンプラリーのピンバッジは何種類あったんだろう?

カクテル 三日月サンセット/サカナクション(カシスソーダ+パイン)

サカナとどちらにするか悩んだオウガのカクテル「アドバンテージ」

スタンプラリーを全部回って、特製ピンバッジをゲット